コロナワクチン未接種であることだけで、すべての海外旅行ができなくなるわけではありません。日本への帰国では2023年4月29日から接種証明書・出国前検査証明書の提出が不要です。渡航先や乗り継ぎ先の条件は別なので、国籍・滞在目的・旅程に合う現行の入国案内を見てください。
日本への帰国に接種証明書は不要
厚生労働省は、2023年4月29日以降の日本入国で、新型コロナワクチン接種証明書または出国前検査証明書の提示は不要と案内しています。
これは渡航先の入国条件まで不要にする措置ではありません。旅券、ビザや電子渡航認証、税関申告も別の手続きです。

参考:[1] 厚生労働省
例:シンガポールで必要な主な手続き
ICAの一般入国案内は、シンガポール以外の旅券に6か月以上の残存期間を求め、原則として到着日を含む3日前からSG Arrival Cardを提出するよう案内しています。SG Arrival Cardの提出は無料です。
黄熱リスクのある国への渡航歴などによる要件もあります。コロナワクチンと別の感染症の要件を混同せず、目的地の入管当局や大使館の案内を読んでください。
目的地・経由地・航空会社で違う確認事項
乗り継ぎでも、一度入国して荷物を受け取る旅程と、空港内だけの乗り継ぎでは条件が異なる場合があります。観光、留学、就労の情報も区別してください。
表は横にスクロールできます →
| 旅程の場面 | 条件を分ける項目 | 問い合わせ・参照先 |
|---|---|---|
| 目的地 | 国籍、滞在目的、日数 | 入管・大使館の現行案内 |
| 乗り継ぎ | 空港を出るか、荷物の受取りがあるか | 経由国の案内と予約旅程 |
| 搭乗 | 必要書類、チェックイン時の確認 | 実際に利用する航空会社 |
| 日本帰国 | 帰国時の最新手続き | 日本の公式案内 |
参考:[3] 厚生労働省
コロナ禍の記事を現在の条件として使わない
「未接種は入国できない」とする検索結果には、当時の制限が残っている場合があります。記事の公開日と対象国を見て、現在の公式案内と照合します。日本の2023年4月29日の変更も、時期によって条件が違う例です。
参考:[1] 厚生労働省
航空会社には具体的な旅程を伝える
航空会社へ問い合わせるときは、出発日、便、経由地、旅券の国籍、滞在目的を伝えます。「未接種でも大丈夫か」だけでなく、その旅程で搭乗時に必要な書類や入国を伴う乗り継ぎかを尋ねます。
日本旅券で観光予定です。出発日:__、経由地:__、目的地:__。コロナワクチンは未接種です。この旅程のチェックイン時に必要な書類と、乗り継ぎで入国手続きが必要かを確認したいです。
予約前と出発前に見ること
予約前に必要書類と取消し条件を読み、出発前にも入国条件の変更がないか見直します。旅行保険や常用薬の持込みは、入国できるかとは別に準備が必要です。
- 目的地と経由地の公式案内を保存した。
- 旅券・滞在目的・必要書類が自分の条件と一致している。
- 接種証明以外の手続きを確認した。
- 出発前に変更がないか読み直す日を決めた。
よくある質問
コロナ未接種なら、ほかの予防接種の条件も満たせませんか。
別の話です。渡航歴による黄熱の証明など、対象感染症が違う要件があります。国名だけでなく、自分の国籍・渡航歴・経由地を含めて確認してください。
検索で「未接種は入国不可」と出ます。
まず公開日、対象国、国籍、滞在目的を見ます。コロナ禍の古い記事が残っている場合があります。現在の公式案内を確認するまでは、その一文だけで航空券を諦めたり購入したりしないようにします。
参考資料・さらに読みたいもの
記事更新日:2026.09.29。公式の案内と、個人の体験・解説を区別して参照しています。料金・機能・集まりの参加条件は、リンク先の最新情報もご確認ください。
- 新型コロナウイルス感染症に関する水際対策厚生労働省
2023年4月29日以降の日本入国時の証明書提出についての公式案内。渡航先の入国条件とは別に確認します。
- Entering SingaporeシンガポールICA
現行の入国要件、旅券、SG Arrival Card、黄熱の条件を確認する公式案内。
- 新型コロナウイルス感染症に関する水際対策厚生労働省
2023年4月29日以降の日本入国時の証明書提出についての公式案内。渡航先の入国条件とは別に確認します。
