朝の勤行に音声を使いたい。今日あげたお題目の時間を記録しておきたい。けれど、アプリを開くたびに設定を探すのは少し面倒。勤行・唱題の助けになるアプリは、機能の多さだけでなく、日々の使いやすさから選んでみましょう。

「音声を聞く」「時間を記録する」「経文や御書を読む」を、一つのアプリで全部まかなおうとしなくても構いません。以下ではそれぞれの使い道を分け、操作の入口や公開設定まで見ていきます。紙に一行書くほうが続けやすいなら、それも候補に入れてください。
勤行の音声、唱題の記録、御書の拝読。目的に合わせて選ぶ
「勤行アプリ」で探しても、唱題のカウンター、経文を読むもの、御書を調べるものでは用途が違います。まずは、いつもの勤行や唱題で使いたい機能を一つ選んでみましょう。
| したいこと | 候補・提供元 | 料金・使う場所 |
|---|---|---|
| 勤行の方式・御祈念文を確認したい | 創価学会公式・勤行の方式と御祈念文 [8] | 公開Web。文字で確認するページ(音声なし) |
| 唱題の音声と記録をまとめたい | 題目PRO/Hiromi Fujita。計測・過去分の記録・御祈念の管理 [1] [3] | 無料ダウンロード・アプリ内課金あり。iOS・Android |
| 音声の速さを変えて唱題したい | DAIMOKU/BLUESTAR AI。音声に合わせたカウンター [4] | 無料。iPhone |
| 御書の一節の前後を読みたい | 創価学会公式・新版御書全文検索 [5] | 公開Web。ブラウザで利用 |
| 画面を開かずに記録したい | 創価学会公式・唱題表/読了表 [6] | 公開PDF。印刷する場合は印刷代 |
| 御書を読み、メモも残したい | THE GOSHO/MITSUAKI ISHIDA。御書・用語解説・参考訳 [9] | 無料。iPhone |
料金・掲載機能は2026年9月8日の公開情報で比較しています。アプリは開発者が提供するもので、ここで「創価学会公式」と記したWebサイトとは提供元が異なります。実機での使用感を順位づけしたランキングではありません。
題目PRO:まず計測して保存。御祈念の公開は別に決める
記録だけ始めるときの操作
開発元の操作ガイドでは、ホームのストップウォッチでスタート → ストップ → 保存の順に記録します。開始ボタンを押し忘れた分は、メニューの「題目実績」から右上の歯車を開き、過去分として登録できます。 [1]
遍数の表示は、設定した「1分あたりのお題目数」と唱題時間から計算されます。声を聞き取って一遍ずつ数える方式ではないため、速さが変わる日もある人は、まず時間の記録として見ると分かりやすいでしょう。
「ホームに表示」と「公開」は違う設定
御祈念項目には公開・非公開があり、非公開のカードには鍵が表示されます。一方、ホームに表示する設定は、計測画面の下にその項目を出すためのものです。自分のホームに置くことと、他の人へ公開することを分けて確認してください。 [2]
最初の項目を作るなら
「仕事の目標」のように自分で分かる短い見出しを入れる → 公開・非公開を選ぶ → ホームに出すか決める → 保存後の表示を確認する。
公開した項目にはコメントや「祈りました」が届き、共有によってほかのユーザーの友達にも広がる仕組みがあります。家族の病名や勤務先などを記録したい場合は、内容を書く前に公開範囲を決めましょう。非公開設定は、運営者にもデータが渡らないという意味ではありません。
お題目の音声を使いたいとき、勤行の読み方を覚えたいとき
唱題の音声に合わせたいなら、題目PROやDAIMOKUが候補です。題目PROはホームから音声を流し、速度を変えられます。DAIMOKUも速度変更とバックグラウンド再生に対応し、画面をロックした状態で音声を流せると案内されています。 [1] [4]
DAIMOKUは「Start」やタイマー部分を押すとすぐ音声が流れる仕様です。最初は自宅で音量を下げてから開始すると、外出先で急に音が出るのを避けられます。ストアの対応言語表記は英語なので、日本語の案内を見ながら操作したい人は、題目PROの開発元ガイドも比べてみてください。
方便品・自我偈の読み方を覚える目的なら、唱題音声だけでは足りません。まず公式の勤行方式と御祈念文を確認し、手元の勤行要典と対応する教材を選びます。読経を含む動画の候補は、下のSGI MAの公開動画です。動画の自動字幕を経文の代わりにするのは避け、文字は要典で確かめます。
御書は原文検索、拝読音声、アプリの参考訳を使い分ける
ページを聞いたとき・一節だけ覚えているとき
公式の新版御書全文検索には、語句・ページ数・題号の三つの入口があります。「新版の何ページ」と教わったらページ欄へ半角数字を、一節の言葉だけ覚えていたらキーワード欄へ入力します。複数語はスペースで区切り、「すべてを含む」「いずれかを含む」を選べます。 [5]
検索結果が多いときは覚えている語を追加し、見つからないときは長い文章を一度に入れず、短い語句にして探します。旧全集のページ番号を新版の検索欄へ入れると同じ箇所にはならないので、資料の版も確認してください。公式のツール集にはページ対照表もあります。 [6]
読み方を耳で確認したいとき
公式の「2026年新年勤行会 拝読御書」ページでは、報恩抄の一節を音声で聞き、大きな文字の本文・通解PDFと照らせます。これは御書の拝読音声で、朝晩の勤行の読経音声ではありません。新版全文検索はルビを表示しないため、読み方が必要な箇所ではこうした音声・ふりがな付き資料を組み合わせます。 [7]
アプリにまとめたいとき
THE GOSHOは、御書461編、用語解説、お気に入りやメモ、唱題の計測をまとめた個人制作のアプリです。開発者は非公式であることと、現代語訳にAIを使い、本文を読むための参考訳として提供していることを明記しています。 [9] 読みたい箇所を見つける補助に使い、発表で意味を説明する際は公式の通解や教材と照らす、という使い分けができます。
お題目に集中したいときは、終わってから記録する
記録を残すためにスマホを開いたのに、通知が気になって別の画面を見てしまう。もしそれが自分に当てはまるなら、唱題する時間と記録する時間を分けてみる方法があります。終わってから紙に書くか、あとで入力するか、自分が落ち着ける順番を選んでください。
通知やほかの人の記録が気になるなら、公式の唱題表を印刷する方法もあります。SOKAnetの「ツール(唱題表・読了表等)」から好きなPDFを開いて使えます。御書の読了表は題号ごと・ページごとがあり、読み方に合わせて選べます。 [6]
細かいマスを埋めるのが負担なら、普通の手帳に「日付・唱題した時間・読み返したい一節」だけ残してもよいでしょう。
手帳の記入例
9月8日|朝10分|今日読んだ御書:___、新版__ページ
次に確認したい言葉:___
音声に合わせてお題目をあげたい、唱題表に書くほうが続けやすい。使ってみて、自分の毎日に合う方法を選んでください。
検索で一節が見つかった後の読み進め方は、御書を調べながら読む手順へ。読んだことを座談会で短く話したい場合は、1分の近況報告の作り方を使えます。
参考資料(10件)
- 題目PRO開発元:お題目の記録・音声・遍数の計算
- 題目PRO開発元:御祈念項目の管理と公開設定
- App Store:題目PRO(Hiromi Fujita)
- App Store:DAIMOKU(BLUESTAR AI)
- 創価学会公式:日蓮大聖人御書全集[新版]全文検索
- 創価学会公式:唱題表・御書読了表・ページ対照表
- 創価学会公式:2026年新年勤行会拝読御書の音声・PDF
- 創価学会公式:勤行の方式と御祈念文
- App Store:THE GOSHO(MITSUAKI ISHIDA)
- SGI MA:勤行・題目の動画(2021年4月21日公開、概要欄の章立てを確認)
確認日:2026年9月8日。操作は開発元の公開ガイドに基づきます。記入例は編集部作成です。
