「実はカトリックで…」って切り出すたびに空気が変わるのが、もう嫌だった
SE男性(35) × 教育職女性(32) / カトリック
「宗教って言うと引かれる気がして、ずっとタイミングを計ってたんですよ。でもいつ言っても反応が怖くて」。 都内のSEとして働くカトリック35歳男性が、一般婚活への疲弊とクリスチャンカップルで出会うまでの過程を、包み隠さず話してくれました。
- 「宗教を打ち明けるタイミング」に1年近く消耗した話
- 日曜に相手の都合に合わせようとして礼拝を何度か休んだ
- 登録して最初のプロフィールを見たとき「あ、説明しなくていい」と思った
- 4回目のデートで「将来は同じ教会に通えたらいいね」という話が出た

——クリスチャンカップルを使う前、どんな婚活をしていましたか?
一般のマッチングアプリを1年3ヶ月くらい使ってました。 マッチングはそれなりにできるんですよ、数字で言うと30人弱くらい。 ただ、毎回同じ問題があって。「宗教ってどう切り出すか」問題。
プロフィールに「カトリック信者です」って書くと、 マッチング率が下がる気がして最初は書いてなかったんです。 で、何回か会ったあとに「実はカトリックの洗礼を受けていて、 毎週日曜はミサに行くんですよ」って話すと、 場の空気が変わる。全員じゃないけど、割と高確率で。 「えっ、宗教は…ちょっと」みたいな。 それが続いて、正直しんどくなってきました。
——「しんどい」の具体的なところを、もう少し教えてもらえますか?
一番きつかったのは、日曜のミサに行けなくなったことがあったこと。 「会いたいから日曜の朝にしよう」って言われたときに、 正直に断れなくて「じゃあ行きます」って言って、 ミサを休んだことが2回あって。 後で後悔しました。信仰の軸を曲げてまで会いに行く意味ってなんだろうって。
あと、「タイミングを計る」こと自体に消耗してたんですよ。 1回目の会話で言う? 3回会ってから? LINEで先に伝える? みたいなことをずっと考えながら会ってる状態で、 本当に相手のことを知ろうとできてなかった気がして。 「タイミングを計らなくていい環境」ってそもそもどこにあるんだろうって思い始めたのが、 クリスチャンカップルを探したきっかけです。
——登録して最初にどう感じましたか?
紹介されたプロフィールを開いたとき、最初に確認したのが宗派の欄でした。 「カトリック。ミサは週1回以上。洗礼歴8年」って書いてあって、 それだけで「あ、ここは説明しなくていいんだ」ってなった。 システム的に言うと、前提条件がそろってるから余計な変数が減る感じで。 自分でもそう思いました、エンジニアっぽくて笑えるんですけど。
最初のメッセージで「日曜はミサのあとの時間でもいいですか?」って書いたら、 「はい、私も同じです」って返ってきた。 それだけで、もうかなり安心しました。 「日曜の朝を確保することについて説明しなくていい」って、 そんなに心が楽になるとは思ってなかった。
——初めて会ったときの印象はどうでしたか?
日曜のミサのあと、昼過ぎに新宿で会いました。 最初の5分くらいはお互い緊張してたと思いますけど、 話し始めたらすぐにほぐれて。 「どこのカトリック教会に通ってるんですか?」って聞いたら、 私の通ってる教会の2駅先の教会だったことがわかって。 そんな偶然あるんだって。
聖書のこと、ミサの雰囲気、教会の神父さんのこと—— こんな話が初対面でできるなんて思ってなかったです。 一般アプリで会う人と話す内容って、どうしても表面的になりがちで。 でもこの日の会話は違った。3時間くらい話してたんですけど、 全然飽きなかった。
——交際になるまでの流れを教えてください。迷ったことはありましたか?
2回目、3回目と会うなかで、正直ちょっと迷った部分もあって。 彼女はカトリックなんですけど、私よりも熱心というか、 ボランティア活動も週2〜3回してる方で。 自分がそこまでできるかな、というのがちょっとあったんです。 「同じ信仰でも、関わり方の熱量が違ったらどうしよう」って。
で、3回目に直接聞きました。「信仰への関わり方って、 パートナーに求めるものはありますか?」って。 彼女は「一緒に行くことができれば十分で、週何回かとかは気にしない」って言ってくれて。 そこで「あ、この人は合わせることより一緒にいることを大事にしてくれるんだな」ってわかって、 すごく楽になった。
4回目のデートで、「将来のこと考えたとき、同じ教会に通えたらいいなって思う」って彼女が言ったんです。 そのタイミングでお付き合いをお願いしました。 まあ端的に言うと「俺も同じこと思ってた」って言って(笑)。
——クリスチャン専用サービスを検討している男性に、一言お願いします。
「宗教ってどう切り出すか」で消耗してる人には、単純に合理的な選択だと思います。 一般アプリで「実はカトリックで…」を繰り返す時間と精神的なコストって、 結構でかいんですよ。それがゼロになるだけで、婚活の質が変わる。
あと男性の場合、費用が発生するサービスが多いと思うんですけど、 それをどう考えるかっていうのは正直慎重になってほしい。 ちゃんと自分の信仰スタイルとあってるサービスかを確認してから判断したほうがいい。 私はクリスチャンカップルで、信仰の話を最初からオープンにできる環境に入れたのが良かったです。 「前提が合ってる状態でスタートする」っていうのが、こんなに楽だとは思わなかったので。
編集後記
「タイミングを計ることに消耗していた」という言葉が印象的でした。 信仰を「いつ、どう伝えるか」を常に計算しながら婚活する状態—— それがいかに認知コストをかけているかを、このインタビューから改めて感じました。 「前提がそろってるから余計な変数が減る」というエンジニアらしい表現で、 クリスチャン専用サービスの本質を語ってくれていると思います。 ミサを休んで後悔したエピソードも含め、リアルな葛藤を話してくれたことに感謝します。 ※個人の特定を防ぐため、一部情報を変更しています。